本山永平寺で修行中の弟子(長男)風雅が本山からようやく戻りました。
この度の慶弔会では、首座(しゅそ)という大事なお役目を務めますので
打合せもあり、少しヤキモキしておりましたが一安心。
何せ一週間の他出(たしゅつ)願いと言う手続きがあり、郵送で書類を
調製し師匠が判を押したうえで、はじめて外泊許可が下ります。
本山から帰寮(お寺に戻る事)するには昔も今も、やはりひと手間かかりますね。
ところで、永平寺では月に1度ご寺院向けに機関紙が発刊されていますが、
その名を「傘松」(さんしょう)と申します。
本山の毎月の様子はもちろん、宗門の歴史が連載されたり、
修行僧の随筆などが掲載されています。
たまたま本日配達された今月号の「傘松」をめくると、
風雅の原稿が掲載。そして同時に本人も到着。何というタイミングなのだ!
本人には内緒で公開。
お檀家さんへ修行に取り組む思いが伝われば有難く存じます。
合掌。