因脈会を執り行いました
令和4年10月9日(日)~10日(月・祝)
「血脈」は「授戒会」という大きな法要に参加して、その結果としていただくというのが本来ですが(これを生前授戒)という、当地方では授戒会にあうことはとても困難であり、血脈を授かる機会はめったにありません。
「血脈」を授かるということは、正しい心のよりどころを持った信仰生活を送るために、また仏教徒(お釈迦様のお弟子)として自覚と誇りを持っていただくためにも必要なことであります。
因脈会1日目 10月9日の画像
因脈会2日目 10月10日の画像
血脈とは
お釈迦様から現代まで、弟子相続によって伝えられてきた曹洞宗の伝統を表す系図書のこと。「受戒」という一定の「行」を終えた人に与えられるもの。
授戒とは
お釈迦様がお示しされた「生きかたの指針」を聞き誓いをたてること。 そのための儀式・法要を「授戒会」(じゅかいえ・3日間~5日間)といい、参加者には血脈と戒名(四字)があたえられる。因脈会とは
授戒会を簡略した(1日~2日間)授戒会のことよくあるご質問
- Q1.正座ができません。参加しても大丈夫ですか?
- A1.椅子をご用意いたしますので、ご希望の方はお申し付けください。
- Q2.体調に不安があるのですが…
- A2.家族の代理でもけっこうです。
- Q3.古い血脈がありますが、あらためて参加できますか?
- A3.何度でも参加いただけます。身心が清められ信仰が深まります。
- Q4.因脈会とはどんな雰囲気の中で行われるのですか?
- A4.大勢の和尚さま方の読経に導かれ、荘厳な中で共におつとめします。