ゆく年くる年

いよいよ大晦日を迎えました。

こんなに一年が早いものかと、しみじみ実感したのは

初めてのような気が致します。思えば、お盆明けから

一気に季節が通り過ぎました。(ほぼ休日なく)

そして、先日は年末だというのにまさかの「新型コロナ」罹患。

大変なロスタイムになりましたが何とか持ち直し、本日ようやく復帰しました。

正月飾りや、鏡餅等もお供えし、お陰様で本年最後の法要を長男と務め、

何とか締めくくりとさせて頂きました。

先日には残念な知らせもありました。川西演劇研究会の代表で「父と暮せば」や「寄席」を

何度も高徳寺で公演して下さった古川孝さんがお亡くなりになられました。

ここ数年、がんを公表しながらもステージに立ち続けていましたが誠に無念の極みです。

担当しておられたラジオ番組にゲストで呼んでもらった事もありました。何かと本当にお世話になりました。

こころからご冥福をお祈り申し上げます。これまで頂いた「生きる力」を励みにより一層精進して参る所存です。

 

さて、振り合えれば今年は2月に次男が「永平寺」の修行に出発し、毎年の坐禅会、また8月の一か月間地元のTVで寺宝の放映等があったりと

記念すべきお寺での出来事もあり、色々と大きな反響が多く寄せられた1年でした。そして、幅広い年代の方に足を運んでもらえた

年だったと回想いたします。

迎え来る新年は丙午(ひのえうま)です。皆さまの更なる飛躍を祈念し、心より一年の感謝を申し上げ

一言ご挨拶といたします。誠にありがとうございました。

それでは、よいお年をお迎え下さい。合掌。

あの日から早10か月が経過。どんな修行僧になっているのか・・・

「父と暮せば」を演じる古川さん(満場の高徳寺本堂)の思い出

寒さ対策に妻が編んでくれた赤い帽子とマフラーがよく似合う

高徳寺のシンボル「ほほえみ地蔵」