晴天に恵まれて

「暑さ寒さも彼岸まで」の慣用句は何度も耳にした言葉ですが、今年ほど

実感し安堵したことは過去にないかもしれません。

それにしても、嘘のように涼しくなりました。昨夜は布団の暖かみを噛みしめ

久しぶりにぐっすりお休みしました。

さて、日中は見事な秋晴れで早朝より山辺町の安国寺さまに御呼ばれし

新住職様の晋山式に参列させていただきました。

当地方では名刹中の名刹で歴史も深く、全国から170名程のご寺院様

が一同に会し、荘厳の極みでした。

 

それにしても、晋山式の晴天率などもちろん計ったこともありませんが

不思議とよく晴れますねぇ。仏天のご加護に感謝合掌です。

そして、多くの学びと導きがありますね。

祝辞を述べられた、お寺の総代さんの言葉に「先祖があって自分がいる・・・」

あらためた厳粛な場面での言葉にとても重みを感じ入りました。

いうまでもなく信仰生活の基本の基でありますが、とかく昨今のコロナ禍を

理由に仏事が軽視されているようでなりません・・・・。

今一度、亡き人への思いを見つめ直せるような働きかけと使命感を諭された一日でした。

 

どんな時代になろうとも先人の労苦と足跡を回想し、

継承してこられた先祖代々の御霊に心から感謝と敬意を忘れることなく生きて行きたいものです。